相続

相続登記を自分で申請するなら

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本サイトでは本人申請は推奨しておりません。

相続登記自分で手続きする手順とパターン   

一般的な手順は2通りです。時系列でおおまかな手続きの流れを確認してみましょう。

パターン1 独学でチャレンジ

①書籍やネットなどで調べます。
  たくさんの情報が書いてありますので、ここでは詳細は割愛させて頂きます。
    
②必要書類を集める。
  役所に対して相続に必要な書類を収集するやり取りなので、地道にやっていきます。   

③協議書類の作成 まとめ。
  相続人たちで財産の分け前を協議します。
  分割協議書は、不動産登記申請だけに使用するなら定型の雛形を活用してもよいです。
  出来れば全ての財産ごとに誰が相続するのか等、網羅したものを用意するのが最もよいです。

④法務局へ申請。
    補正がなければ無事完了です。

パターン2 法務局に相談しながら

①法務局に相談の予約をする。1回目 
 来庁の日時を電話で申し込み、指定日時に登庁
 当番相談官に必要書類一覧の指示を受けます。

②必要書類を集める。
 パターン1の②と同じです。
 
③法務局に相談の再予約をする。2回目
 来庁の日時を電話で申し込み、指定日時に登庁
 当番相談官にて書類のチェックをうけ、次の指示を受けます。
 大抵は、不足書類を指摘され再指示を受けます。

④必要書類の再取得
 不足があればそろうまで繰り返しです。

⑤法務局に相談の再再予約をする。3回目
 パターン2の③と同じです。
 

⑥協議書類の作成 まとめ。
 パターン1の③と同じです。

⑦法務局に相談の再再再予約をする。4回目
 来庁の日時を電話で申し込み、指定日時に登庁
 当番相談官にて書類の最終チェックを受ける。
 不備等なければそのまま申請の受付です。
 補正がなければ数日後に登記完了です。 

自分でやる最大のメリットは?ズバリ費用の節約これ一択。

 最後まで完了すれば司法書士の一般的な報酬6万~10万円は得した気分になれます。

デメリットは?

本人手続き全般のデメリット
①ボリューム感と難易度が初めての方には掴みにくい。
②①による膨大な時間のロス。
③他の相続手続きもある。 
④相続人間で揉めている又は揉めそうな時は手続きが中断する。
⑤相続人代表であり申請人としての責任が重い


法務局ならではのデメリット
①登記相談官の相性、相談日ごとに対応する人が違う。
②間違いがあっても自己責任 
③高年齢
④平日の開庁時間のみである。

基本お役所というところは、事務処理の受付をするところです。
個人の権利を守るとか、トラブルの予防・解決をしてくれるところではありません。
受付までの案内はしますが全ての事務処理は自分で行います。

以上が本人手続きの登記申請の流れとメリット デメリットでした。

本人手続きのまとめ

本サイトは本人申請を推奨しておりません。

相続全般の手続きの多さと複雑さは専門家でも大変苦労する手続きの一つです。

全て自分でするということは、初めて相続の手続きをされる方、日中お仕事をされている方がお手続きをする場合はかなりの負担が予想されます。

それ以外の方も難易度によっては無理をなさらないことをお薦めします。

付加価値の高いサービスを提供できる専門家は、本人申請をするメリット以上のメリットをお客様に提供できる経験スキルがあります。

ぜひこの機会にご活用いただければ幸いです。

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